当財団について

理事長からのご挨拶

 大阪腎臓バンクは1980年(昭和55年)6月に大阪府の認可によって設立された法人です。平成22年4月から公益財団法人大阪腎臓バンクとして再スタートしました。法人設立当時は増加の一途を辿りつつあった慢性的な腎臓機能の障害によって生命の危険に曝された人々に対して二つの代表的な治療法、すなわち人工腎臓による血液浄化療法および腎臓移植療法がわが国で漸く軌道にのりつつあった時期に相当します。
 これらの治療法は、血液透析、腹膜透析の透析療法および腎移植と呼ぱれ、今ではごく一般的な治療法として広く認められていますが、未だに完全なものとはいえず、合併症や拒否反応の克服など一層の研究を進めることが必要であります。
 大阪腎臓バンクでは設立以来、透析療法および腎移植に関する数多くの優れた研究を助成、積極的に関連の学会や研究会を共催し研究環境の整備に尽力してまいりました。腎不全の根本的治療である腎移植、特に献腎移植の普及・啓発を重要な事業として位置づけ、腎不全患者さんの団体はじめ移植を受けられた方達の団体の協力のもと腎移植の推進に努力しています。
 平成22年7月の改正臓器移植法の施行を契機に臓器移植に関する状況は変化しつつありますが、今なお、透析患者さんの数の多さに比べ、献腎移植の数が低いことが憂慮されています。「いのちへの優しさとおもいやり」の精神が多くの人々に浸透し、献腎移植がより一層推進されますようあらゆる努力を惜しみません。
 大阪府民をはじめ、透析および腎移植医療関係者の方々がこのホームページを通して腎・尿路疾患対策への理解を更に深めていただければ幸いです。

公益財団法人 大阪腎臓バンク
理事長 秋山 隆弘

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